株式会社センティリオンシステム大阪事業所はクラウド・ソリューションに特化し、2021年4月に新設された Google Cloud を中心としたパブリッククラウドでのクラウドインテグレーションに特化した新しいエンジニアリング組織です。
在籍するエンジニアは全員が Google Cloud 案件の実務経験者、ほぼ全員が Google Cloud 認定資格を取得しています。
そんな私たちが目指すのは、「 Google Cloud 界隈では技術力No.1として有名なCloud Integrator」。この『CS insight』では、どのような社員が、どのような想いを持ってともに働いているのかご紹介します。
■Profile
T.H.さん
クラウドソリューション事業部 クラウドエンジニア
ヒューマンアカデミー大阪校 出身
2023年中途入社
Google Cloud という新しい世界へ
- センティリオンシステム大阪事業所(以下:CS大阪)に入社する前はどのような仕事をしていたんですか。
新卒で大手企業グループの社内SEのようなポジションでインフラエンジニアとしてスタートを切りました。そこからはインフラ一筋でこれまで十数年のキャリアです。当時、私はオンプレミス環境において、設計から構築、運用までを一貫して担っていました。今振り返ると、とてもレガシーな環境ではありましたが、現在でも活きている知識もありますので、私のキャリアの基盤ができあがった気はします。
その後、時代の流れもあり、インフラもクラウド化の潮流がやってきました。いろいろなクラウド基盤を検討した上で、当時はAWSを採用し、移行・マイグレーションのプロジェクトをリードしてきました。移行後は業務システムの開発やSaaSサービスの開発などのインフラ部分を中心に、その中でも運用の自動化やクラウドコストの最適化などを担ってきました。
- オンプレからAWSを活用したクラウドまで、インフラをメインで取り組まれてきたんですね。そんなT.H.さんが Google Cloud 主体のCS大阪に転職をされた背景は何だったんですか。
率直に言うと、「クラウドそして Google Cloud という、新しい技術に触れられるから」ですね。
Google Cloud を扱うのは、これまでインフラエンジニアとしてキャリアの十数年の中でも初めての経験ですし、転職活動の時にはこれまでのキャリアの延長線でAWS関連の企業からも、いくつか内定をいただいていました。そこで最終的にCS大阪に決めたのは、やはり Google Cloud という未知の世界も知った上で、マルチなクラウドエンジニアとして最前線で活躍したいという想いが勝ったからですね。
とは言え、「 Google Cloud が全くの未経験で大丈夫なのかな…」という不安があったのも事実ですので、採用面談の時に確認させていただいたところ、エンジニアリングマネージャーのIさんから「 Google Cloud の認定パートナーで認定資格保有者もたくさんいますし、何より好きで、学ぶ意欲があれば大丈夫ですよ!」と仰っていただいたのが後押しになりました。
- 実際に Google Cloud に触れてみて、いかがですか。
AWSの経験が長かったこともあり、AWSの思想を前提として考えてしまうことがあるのですが、その都度一緒にプロジェクトを進めているメンバーがサポートしてくれるので、助かっています。「AWSではこうだったけど、 Google Cloud ではこうなってるんだ!」という新しい発見があるのも楽しいですね。AWSであれ、 Google Cloud であれ、土台として持っているインフラの知識は活きてくると思っていますので、早く Google Cloud の理解を深めてプロジェクトに貢献していきたいです。
アーキテクトだけではなく、運用まで一貫してサポートできるクラウドエンジニアに
- 現在はどのような仕事をされているんですか。
国内大手メーカーの Google Cloud を活用したデータ分析基盤の構築を支援しています。入社して2ヶ月ということもあり、これからではありますが、クラウド環境のアーキテクトやインフラをメインとした業務を受け持っています。インプットを増やす意味では、CS大阪では社員全員に個人検証用の Google Cloud 環境が提供されていて、自由に触れられることがありがたいですね。情報収集も大切ですが、実際に気になったことはまず手を動かして、自ら実験してみることを意識しています。
- CS大阪の雰囲気はいかがですか。
入社して間もないため、まだまだ交流のあるメンバーが少ないですが、一緒のプロジェクトに参加をしているメンバーは、とてもフラットな関係でコミュニケーションが取りやすいですね。技術的な質問なども気軽に話せる環境ですし、自分らしく働けていると感じます。
- 今後どのようなことに取り組んでいきたいですか。
CS大阪に入社して初めて Google Cloud に触れているので、 マルチなクラウドエンジニアとして貢献するためにも、様々な経験を積んでいきたいです。
また、これまでユーザーに近いところで直接声を聞き、設計から開発、運用までを一貫して取り組んできましたので、「システムはユーザーのなかで運用定着してこそ活きるもの」という考えを持っています。ですので、新規構築だけではなく、SREやOpsといった、構築したサービスやシステムをより良くするための運用改善などにも取り組んでいきたいですね。
そのためには、今以上にもっと Google Cloud をはじめとしたクラウドインフラの経験が必要なので、いろんな経験や事例に触れて、エンジニアとして幅を広げていきたいなと思います。
- 期待しています!ありがとうございました。